ダイエットする手始めにまずは体重計の購入をすすめ人が大勢います。毎日計測すれば痩せるからと。これは大きな間違いです。
痩せたい人は体重計は毎日計測するべきか否か?
というと冒頭のコメントと矛盾してしまうかもしれません。
毎日計測しても勝手に痩せるという事ではなく痩せる努力をしながら毎日計測しましょう。というのが正しい答えになります。
人によっては体重計に毎日のって体重を気にしさえすれば自然に痩せていくと都合の良いように勘違いしてしまう人がいるからです。
体重を落とすのはそんなに甘くはありません。特に30代後半以降は・・・
9年間ほぼ毎日計測している私自身の体重推移
私自身は体重を落とすというよりも維持するために毎日計測しております。というのは注意していないと体重が増えやすいという点と食事(特に夜)に関しては少し制限が緩くてついつい食べてしまう傾向にあるからです。
身長は166cmで学生時代はスポーツなどやっていて筋肉もあったので50kg台後半。スポーツを辞めてからは筋力が落ちて52~55kg位を推移して30歳台半ばまではそれを維持していました。特に運動など習慣的にすることもなく体重維持はそれほど気にすることはありませんでした。ところが30歳台後半になると急に太りやすくなりました。その為2012年頃からジョギングを習慣化するようになり体重の維持を意識的に行うような生活になりました。
それ以来はベスト体重を維持するよう普段の運動から食事のとり方を気を付けることでこの9年間ベスト体重プラス/マイナス1km程度を維持しながら過ごしています。
体重の変化を毎日確認することを習慣化する
毎日体重を計測して体重の変化を客観的に確認することで、その後の食事を少しだけ気をつけたり翌日の運動量を少しだけ増やしたりと僅かな行動修正することでベスト体重を維持し続けることが可能になるのです。
私の場合は体重維持が目的ですが、体重を減らすダイエットの為だとしても考え方は同じです。体重の把握は毎日行い、減らなかったらどうするか、増えてしまったらその理由が何なのか、それに対してどうするのか。という現状把握と行動指針を決めていくのです。ビジネスでいうところのPDCAと同じですね。
PDCAのサイクルを毎日行うと割と目標に楽に近づくことができると思います。
ちなみにこちらは私のこの1年の体重と体脂肪の推移になります。青が体重、黄色が体脂肪を表します。横の赤点線が自らの目標ラインとなります。最近はこのところのコロナ禍の外出自粛の影響でやや上昇傾向となっております。
このように日々の僅かな変化を見逃すことがなければ急に太ったり、逆に激やせしてしまうということを未然に防げるのです。逆に普段と同じ生活なのに何か急激な変化があった場合は病気など体の変化にいち早く気づくことも可能かもしれません。
体重計で毎日計測 + ちょっとした行動指針
体重維持を目標とする人もメタボ気味でダイエットを目標とする人も実施すべきは同じことです。
- 体重計で毎日計測して体重の推移を客観的に把握する
- 体重に増減に対してどのような行動をとるか行動指針を決める
小さい積み重ねが長期的に大きな目標を達成するためのポイントになります。具体的にどのような行動指針をとれば良いかについてはこちらの記事をご覧ください。
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